2009年11月13日

心は世界に旅をする CHAPTER 5


 KOKIAさん一行がポーランドの次に辿り着いたのはベルギー。車に乗ること約13時間。到着後には、ベルギーの街を少しだけ散策。翌日には本番前にワッフルも食べつつ、いざライヴへ……。
KOKIAさん、眺め良さそう。
――ポーランドからベルギーまでの移動はどうでした?
やっとの思いでベルギー到着の夜。
ベルギーといえば、ワッフル!
 「1,200kmくらいだったのかな? たしか13時間くらいかかったんですけど、ちゃんと移動日があったから、それほど大変ではなかったですね。私としては、アイルランドからポーランドに行って、そのまま本番で歌ったときのほうが体力的に大変でした。移動日があるとちゃんとノドを休められるし、車から見える風景も綺麗だったので。もうすぐ、このツアーも終わっていくんだなって思いながら窓の外の風景にふけっていました」
――ベルギーの街並もホントに綺麗で。
 「ベルギーは2回目だったんですけど、コンサート会場の周辺は前回も歩いていたから、けっこう覚えていましたね。私が歩いたのは会場の周辺だけですけど、有名な小便小僧だったり、王宮の広場だった場所にも昨年に引き続き足を運ぶことができて、懐かしく、散歩できました。街並は綺麗で可愛らしいし、夜歩いていてもわりと安全そうに感じましたし、なんといってもワッルフやチョコレートはとびきり美味しいですし、日本人にとてもなじみやすい場所だと思いますよ。ちょこちょこ路地に入っていくのも楽しいし」
――ワッフル、食べてましたよね。
 「はい(笑)。お店によってアレンジが違うんですよねぇ。DVDの中で私が食べていたあれはわりとオーソドックスなやつだと思います。フルーツとかのっていなかったので。美味しいんですよ、ホントに。ベルギーのコンサートを楽しみにしていたいくつかの理由のうちの1つであったことは間違いないです」
広場を賑わせる花屋の露店。
ベルギーで有名な小便小僧。
――会場の雰囲気はどうでした?
 「実は去年と同じ会場だと思っていたんですけど、同じ場所に3つくらいさまざまな大きさの会場をもっている所で、今年は去年よりも1つ広いホールで行なわれました」
――ちょっとビックリしますよね。コンサートのイメージも変わってくるだろうし。
 「大きな会場でしたけど、とてもやりやすかったですよ。ポーランド、ベルギー、ドイツのライヴはパリやアイルランドと違ってギターの松尾さんと私だけのパフォーマンスだったので、そのぶん、音作りもやりやすかったです。音数が少ないと単純にモニターも作りやすいんですよね。日本のイベントでも、ギタリストの方と私二人だけでやるステージが多いので、“このスタイルなら、わりと気軽にどこでも出来るよ”って感じなんです。リハーサルにそれほど時間はかけられなかったのですけど、慣れていたので、大丈夫でした」
――楽屋で発声をしているところも映ってましたが。
 「毎回やってることですね、あれは。楽器でも、天候や会場によって湿気の影響とかで“しなり”が変わったりするじゃないですか。それと同じで、身体のコンディションを確認しておくことは必要なので。ベルギーのときは、良くもなく、悪くもなくという感じでした。ツアーの後半になって、ちょっと疲労が出てきていた頃でしたね。……。いちばん気になったのは、寒さなんですよ。ホテルもね、しっかり温度調節できる部屋があまりなかったので」
――いちばん大事なお風呂は?
 「ベルギーはねえ、バスタブはちゃんとあったんだけど、栓がなかったんです(笑)。しょうがないから、紙コップを逆さまにして栓の代わりにしてみたんだけど、ちょっとズレると”ボボボボッ!”ってお湯が抜けちゃって。イヤになって、1回しか入りませんでした(笑)」
――(笑)。では、ライヴの話に戻って。お客さんの様子はどうでした?
 「ベルギーはいろんな国から来てくれていたんですよね。ドイツはほぼドイツ人だけ、ポーランドもほとんどポーランド人だった思うんだけど、ベルギーのときはいろんな国のお客さんがいたように思いました。日本のコンサートと雰囲気が似ているというか、“しっかりKOKIAの歌を聴く”っていう感じでとても静かで緊張感のある雰囲気でした。昨年も来てくれてたお客さんもけっこういて、“ここでも少しずつ、伝わってるんだな”って感じられたのは嬉しかったですね。そう、コンサートが終わったあと、夜の街をみんなで歩いてたら、私のファンの人に会ったんですよ。“きゃあ、KOKIAさん! 写真撮って!!”って——たぶん、そんなことを言ってたんじゃないかと思うんだけど(笑)」
――そういうのって嬉しいですか、やっぱり。
 「たとえばパリだったら、コンサート会場も大きいし、少しずつKOKIAの歌が広がっているんだなという実感って少しはあるものなんですけど、ベルギーでコンサートをするのは2回目だし、規模の小さいコンサートしかしてないですから、そうした所でそんな風にファンの人たちに触れ合えるっていうのは、そりゃあ嬉しいですよ」
――なるほど。そういえば、衣装も可愛かったですね。
 「ベルギーは白だったかな? 今回はDVDの撮影が入るということもあって、全部私服ではありますが、たくさん衣装を持っていったんですよ。コンサート以外のところも映像に撮るし、私が毎日同じ服を着ていたら、見ている人もつまらないし、国ごとにぜんぶ衣装を変えていかないと、あとで編集する人がわからなくなるかなぁと思って。私としても、街並に合わない色味の服を着たくなかったですからね」
――大事ですよね。
 「ツアーなんだから、荷物は少なめにっていう考え方もあると思うんですけど、その国の雰囲気だったり、会場の雰囲気と合った服を着たいなって。そのほうが見ている人も楽しいと思うんですよ、きっと」
――そうですね。ベルギーのライヴのあとは、どこに行ったんですか?
 「みんなでごはんを食べに行きました。すごく美味しいお店があって、去年も行ったんですよ。ベルギーはけっこう街を見る時間もあったし、念願のワッフルも食べれたし、かなりリラックスできていたような気がしますね」
取材・文/森 朋之(2009年10月)
【KOKIAの魅力に迫る3つの質問】
毎回、更新ごとに3つのQ&Aを紹介していきます。今回は……。
★喜歡的地方是?
A. 家裡哩。
★不擅長的地方呢?
A. 人群&螢光燈下。
★多數會在怎麼樣的地方作曲或作詞?
A. 鋼琴前吧。
KOKIAベスト・アルバムの第2弾
『Coquillage ~The Best CollectionII~』が12月2日にリリース決定!

 2006年以降の作品から選りすぐりの名曲をセレクト。初回限定盤には、代表曲「ありがとう…(the Coquillage edition)」と、昨年末NYでフリー配布されたCD『MUSIC GIFT』に収められていた「心のロウソク」(英語バージョン)の2曲が収録されたスペシャルCDも付きます!

配信シングル3部作〈Life Trilogy~いのちの3部作~〉第2章、配信決定!!
 大好評の配信限定シングル3部作・第2章「single mother/クリスマスの響き」が、11月18日に配信スタートします! お互いにかけがえのない存在である母と子の絆を、私小説のようなリアリティで描いた「single mother」、聖なる夜に、世界中の人々の心の安息を祈る「クリスマスの響き」、恒例の洋楽曲カヴァーは、喜劇王チャップリン自らが映画『モダンタイムス』の主題歌として作り、マイケル・ジャクソンが生前最も愛したといわれる「Smile」、そして、犬好きの人は必聴!? チャーミングな遊び心が楽しい「白い犬と踊る夜」と全4曲すべて新録。クリスマス・シーズンにぴったりの作品です。

【Winter Live Tour 2009「12月の贈り物」】
今年もクリスマスの近づいた12月にコンサートが決定。
オリジナル曲はもちろん、クリスマス・ナンバーや新曲も聴けてしまうかも!

12/11 (名古屋)名古屋市千種小劇場
開場18:00開演19:00 料金¥5000(全席指定)
一般プレイガイド発売 10/24
お問い合わせ サンデーフォーク 052-320-9100  

12/13 (福岡)博多Gate's7
開場17:00開演18:00 料金¥5000(全自由 1D別)
一般プレイガイド発売 10/24
お問い合わせ キョードー西日本 092-714-0159  

12/14 (広島)クラブ クアトロ
開場18:00開演19:00 料金¥5000(全席指定 1D別)
一般プレイガイド発売 10/24
お問い合わせ ユニオン音楽事務所 082-247-6111 

12/15 (大阪)サンケイホール ブリーゼ
開場18:00開演19:00 料金¥6000(全席指定)
一般プレイガイド発売 10/24
お問い合わせ Songs 06-6353-6601  

12/21 (仙台)バックページ
開場18:00開演19:00 料金¥5000(全自由 1D別)
一般プレイガイド発売 10/31
お問い合わせ GIP 022-222-9999  

12/23.24 (横浜)横浜ランドマークホール
23 開場17:00開演18:00 料金¥6000(全席指定)
24 開場18:00開演19:00 料金¥6000(全席指定)
一般プレイガイド発売 10/24
問い合わせ KMミュージック 045-201-9999

■オフィシャル・サイト:http://www.kokia.com/
■ビクターエンタテイメント:http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A012051.html

沒有留言:

發佈留言